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アクセス解析を見るとカルマンギアの乗り心地について調べている方が意外と多いことに気が付きましたので、今回、カルマンギアの乗り心地について書いてみました
※今、中古車屋で手に入るカルマンギアは殆ど足回りがいじられていると思ったほうがいいと思います。
多くは車高を落としたりホイールやタイヤも千差万別ですので、乗り心地もまちまちです。
ここでは足回りをいじり、車高を結構落としているカルマンギアについて書いています。
■乗車スペース
運転席・助手席は意外と広いですが、車高が低いため、頭の上は余裕がありません。
身長176cmの自分でちょうどギリギリです。
身長183cmの弟だと若干猫背気味になります。（頭当たります）
※座高の問題もあるかも
意外と広いと書いていますが、現在の車と比較すると明らかに狭いです。
軽自動車よりも窮屈です。（コペンとかビートとか特殊なのは除いてね
）
後部座席は緊急時以外は使うことは考えないほうが無難です。せいぜい女性まで。
男性の場合は1名までが無難でしょうか。。
これは個体差の問題ですが、昔、車高が低かった時代、自分1人女性3人で乗ったときは腹をバンバン擦りました。。
■収納スペース
意外と多く載せられます。
エンジンが後ろなのでボンネットの中は丸々使えます。
ただし、高さがあまり無いので厚みのあるものは厳しいです。
後部座席の背もたれの裏も収納になっています。
ここも結構広いスペースです。旅行かばんも楽々入ります。
※社内が狭いので入れるのには苦労します。
実は後部座席の座面下も物を入れられます。
ここは工具など入れておくといいんじゃないでしょうか。
オプションや社外品などでルーフやエンジンルームに荷物置場を付けているカルマンギアもいますが、これを付けると搭載量も倍増です。
2人＋子供2人で一泊二日の旅行をするには十分なスペースが確保できます。
■音
うるさいです。社内での会話に若干の支障が出ます。
空冷エンジンの音が好きな人にはおすすめです。
田舎では遠くまで響くので家に帰ってきたのがすぐにばれます。
ただ、マフラーによって音はだいぶ変わるようです。
■オーディオ
CDなど付けているカルマンギアならそれほど不自由ないでしょうが、見た目が気になる人は思い切ってラジオ（AMのみ）に交換し、CDチェンジャー的なものを後部座席後ろの収納に突っ込みましょう。
ちなみに自分は無稼動の古いラジオを付けていて音楽は流せません。
iPhoneの音量を最大にして聞いています。
■足回り
車高を下げていますが意外とソフトな乗り心地です。
ただし、路面状態が悪いとガツガツと衝撃が突き抜けます。
ノーマルの車高であればなかなか良いと思います。
■ハンドリング
自分のカルマンギアだけかもしれませんが遊びがかなりあります。
最近の車のように少し動かすだけで向きが変わることはありません。
パワステは付いてないので重いです。
特に車庫入れなどの時はそこそこの力が必要です。
■空調
しっかりとした冷暖房は付いていません。
一応エンジン熱を利用したヒーターはありますが気休め程度です。
真冬は毛布にくるまるしかありません。
夏はかなり厳しいです。
三角窓が無いので窓全開でも風があまり入りません。
自分のカルマンギアには扇風機を取り付けていますが、熱風を浴びることになります。
エアコンがどうしても欲しい場合は30万くらいで社外品が取り付けられますので、これをおすすめします。
それか最初から社外品のエアコンが付いているカルマンギアを買うかですね。。
■シート
カルマンギアのシートはレザーシートの上、現代の車と異なり、体をホールドするようには出来ていません。
そのため、急カーブを高速で曲がろうとするとおしりがすべります。
また、シート内のバネがヘタっていることも多く、妙におしりが沈み込む場合があります。
■ガラス
UVカットなんてありません。
日差しが強い日はあっという間に日焼けします。
クリアなガラスなので社内が丸見えです。
プライバシーは守れません。
あまり宜しくない運転をしていると顔を覚えられますので安全運転＆譲り合いの精神で運転しましょう。これを心がけるといいことがあるかもしれません。
ここまでサラッと書きましたが、乗り心地はまぁそこそこ、快適性は皆無といった感じです。
見た目が良くて買ったはいいものの、1年目で挫折するという話もたまに聞きます。
（親戚の人が昔買ったらしいですが、耐えられず1年で手放しましたそうです。）
だけど、そんな大変さを弾き飛ばすだけの魅力がカルマンギアにはいっぱい詰まってます。
以上カルマンギアの乗り心地について自分の感じているコトを羅列してみました。
何か聞いてみたいということがありましたらコメントかメールください
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